備龍会では年に一度会員の親睦も兼ねて、研修旅行を開催しております。この度、令和6年度の備龍会研修旅行は「北海道」へ行きました。コロナ禍を経て、久しぶりの2泊3日の楽しく有意義な研修旅行となりました。
本願寺小樽別院では本川道法御輪番様よりご挨拶を賜り、北海道における浄土真宗開教の歴史、また小樽別院の変革を学ばせて頂きました。立派な伽藍がとても綺麗に維持管理されていて、小樽別院の皆様の日々の仏徳讃嘆の姿勢が伝わってきます。
小樽別院に続き、本願寺札幌別院にも参拝させて頂きました。まるでお城のように立派な建物に会員一同圧倒されながらお参りさせて頂きました。広くて豪華な本堂内で備龍会のみでお勤めさせて頂く、贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
ウポポイ 民族共生象徴空間
こちらは令和2年に一般公開された施設で、アイヌ文化に触れる事ができる民俗資料館であり、広大な敷地は緑豊かな公園のような作りになっているようでした。漫画「ゴールデンカムイ」の影響もあり、アイヌの文化は今とても注目されていますね。
サッポロビールの歴史と味を学ばせて頂きました。プレミアムツアーに参加し、ガイドさんから直接聞かせて頂きました。ビールにも歴史あり。知るととても面白いですね。またジンギスカンがとてもお美味しかったです。
ニッカウィスキーの余市蒸留所に行きました。余市はとても人気なウィスキーで、この余市蒸留所は日本のウィスキー産業においても重要な歴史的資産であると言われています。実際に今でもここでウィスキーが製造されており、ウィスキー愛好家にとってとても魅力的な場所であるようです。試飲をさせて頂きましたが、アルコール度数が高いのでお酒の弱い会員はフラフラになっていました。笑
備龍会は45歳以下の本願寺派僧侶の会ですが、備龍会がまず最初に大切にしているものは「会員同士の親睦」です。僧侶の本分は布教伝道でありますが、僧侶1人、お寺1つでできることはとても限定的です。だからこそ、手を取り合って、共に学び、共に成長して、共に布教伝道していくことが重要だと思います。信頼し協力し合うことのできる僧侶の場として、備龍会があります。より魅力的な会となるよう尽力してまいります。これからも宜しくお願い致します。