<2月13日> 備龍会主催 仏教教養講座のご案内

 
備龍会では多くの方に仏教を知っていただくことを目的に毎年一般公開の形で無料講座を開いています
今年は富山県から松尾宣昭和上をお招きして、「浄土真宗における輪廻説の位置づけ」と題とした教養講座を開催致します。
 
和上(わじょう)という敬称について、聞きなれない方もおられるかもしれませんが、和上はとても尊い敬称の一つです。
僧侶の学識をあらわす階位を学階といいまして、浄土真宗本願寺派では下から順に「得業」「助教」「輔教」「司教」「勧学」と五つの階位があります。
このうち司教と勧学に対して、敬意を表し「和上」と言います。
松尾宣昭和和上は、龍谷大学の元教授であられ、輪廻にまつわる論文を多数発表しておられる学僧で、階位は司教になられますので、和上とお呼びします。

 

どなた様もご自由にご参加頂ける無料講座となっております。是非この機会にご参集頂き、共に学ばせて頂きましょう。

 

【詳細】

<備龍会主催 令和6年度 仏教教養講座>

日時:令和7年2月13日(木) 

   13時30分から16時15分

場所:本願寺備後教堂

御講師:松尾宣昭和 和上 

講題:「浄土真宗における輪廻説の位置づけ」

参加費:無料

 

<スケジュール>

13:00   受付

13:30   開会式

13:40   講義➀

14:40   休憩

14:50   講義②

15:50   質疑応答

16:15  閉会式   

【御講師】松尾 宣昭(まつおのぶあき) 和上

1962年 富山県に生まれる。京都大学大学院博士後期課程(哲学専攻)単位取得退学後、龍谷大学大学院修士課程(真宗学専攻)修了。現在、富山教区富山組順正寺住職、本願寺派司教、龍谷大学客員研究員、龍谷大学元教授。著作「仏教はなにを問題としているのか」(永田文昌堂)、「親鸞と人間」(共著永田文昌堂)、論文「輪廻転生」考(一)~(五)」他多数