5月19日のことです。
尾道市万福寺さまを会場に、備後教区仏教青年連盟主催「オテラスハウス」(お寺×コンパ)が開催されました。 「オテラスハウス」は、お寺に親しんでいただきながら、男女の出会いの場になればとの思いで企画されたものです。 私はスタッフ側で参加するご縁をいただきました。
会場となった万福寺さまは、備龍会の前会長、河村祐昭ご住職のお寺です。
ご住職を始め、ご寺院の皆さま、関係者の皆さまの全面協力を頂く中、男女定員各20名のところ、遠近各地より男性23名・女性25名の方々にお越しいただきました。(運営スタッフも20名にのぼりました)
参加者の中には、お経本やお念珠を初めてお持ちになる方もいらっしゃいましたので、主催側よりいくつか説明をいたしました。
①お経本には、釈尊を始め、七高僧、親鸞聖人、歴代宗主が説かれた み教え が説かれています。
②大切な み教え が説かれていますので、お敬いの気持ちからお経本は頂きます。
③お経本・お念珠は畳や床に直に置きません。
etc…
まずは全員でお勤め
午前中は自己紹介やゲームで交流を深め、
午後はBBQ(フリータイム)で各自お話。
そして、最後にカップリング。 スタッフ一同もドキドキでしたが、なんと…
5組成立❗❗
おめでとうございます❗
ちなみに、浄土真宗のお寺では、結婚式のご相談も受付けています。
「お寺で結婚式?」
と思われた方!
そーなんです❗ お寺で結婚式、出来るんです❗
「仏前結婚式」と言いますが、式を挙げる意義について、本願寺(西本願寺)の仏教青年連盟HPに下記の通り掲載されています。
(仏前)結婚式は、尊いご縁によって結ばれたよろこびをご縁として、新郎も新婦も、ともにお慈悲のなかにあることを感謝しながら、念仏に薫る生活をおくるということを、阿弥陀如来の前で奉告する儀式です。 仏前結婚式では、新郎新婦が、ご両親をはじめ多くの方がたのお育てによって、この日を迎えることができたという感謝の気持ちを忘れず、悲しい時もうれしい時も、いつも阿弥陀如来のお慈悲のなかにあるということを思い起こして、互いに助け合いながら生きていくという決意を新たにします。
仏教青年連盟HP「仏前結婚式のススメ」より抜粋して転載
私事ですが、今年、結婚生活8年目になりました。仏前結婚式を挙げさせていただきましたが、大変厳粛な雰囲気でした。
式では、お勤め、新郎新婦・誓いの言葉、記念念珠の交換でとても緊張しましたが、阿弥陀如来のご尊前に奉告出来た事は一生の思い出です。
お寺は、ご法事やご葬儀ばかりではありません。 「仏前結婚式」、オススメです❗❗
興味がある方は所属のご寺院等にお問い合わせくださいね。
筆者 後谷唯明