お寺でカープ観戦!

 

カープ優勝おめでとう!

そしてありがとう!

 

三連覇って…以前は「Aクラスに残ってCSに行けばワンチャンスも…」みたいに考えてたはず。こんな日常が来るなんて誰が想像していたでしょうかぁ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

備後地方でもまさにカープ優勝の歓喜の渦真っただ中です。

今年こそは日本一!みんなで応援するぞー!って熱気が高まってますね。

そしてそこで新たな問題が…

 

 

 

 

みんなで応援する場所がなーい!!!

 

 

 

そうなんです。空前のカープ人気でチケットなんて手に入りません。カープ観戦会を行っている飲食店もどこもいっぱいで入れません。そしてほとんどの場所は家族連れではなかなか行きにくい…、でもみんなで応援したい…。

 

そんな問題に直面しているアナタ様へ朗報です!

 

 

 

備龍会会員のお寺で

お寺でCarp観戦!!

やってます!!

 

 

Carp観戦会を開催されるお寺は

福山市東川口町の崇興寺さんです。

 

 

 

崇興寺さんでは過去にもカープ観戦会を行っておられて、↑は一昨年前に開催されたときの様子です。

本堂が真っ赤なユニフォームで染まってますね(笑)

テレビや新聞などでも取り上げられて大変好評だったそうです。

 

 

以下は崇興寺さんのHPから拝借した文章です

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今回もクライマックスシリーズファイナルステージ・日本シリーズ全日程開催します‼

本堂に150インチのスクリーンを設置して音響も観戦用にスピーカーをしっかり設置するので大迫力で観戦できます!地上波のみならずスカパーも用意していますので、全試合ノーカットで観戦できます!おそらく地上波の方が実況解説が面白いので、基本は地上波放送を流そうと思います(笑)

崇興寺では、場所の提供とお手洗いをお貸しすることぐらいしかできませんが、飲食物・アルコール類などは全て持ち込みOKですので、各自でお持ちよりください。前回はピザの宅配を頼まれた方も…。カープファン同士で御裾分けし合って頂ければ、幸いです。私は遠慮なく食べますよぉ!(笑)

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これは楽しそうです!

家族連れで安心して参加できますね!

 

誰でも無料で参加できる観戦会ですから、カープを応援する場所のない皆さん、崇興寺さんで仏様と一緒に応援してみてはいかかでしょうか?

 

また、当ホームページの備後地域のお寺を巡る「お寺日和。」のコーナーでは、次回崇興寺さんの”カープ観戦”にお邪魔させていただく予定です。またレポートも覗いてみてください♪

 

●崇興寺とのお付き合いの有無を問いません
●試合開始時刻30分前から入場できます
●飲食物持ち込みOK.アルコール可.宅配可
●入場制限がかかる場合があります(50名程度)
●予約は受け付けておりません
●ゴミは全てお持ち帰り下さい
●寺院優先の為、急遽中止になる場合があります

 

崇興寺HP➡https://soukouji.com/

 

急遽中止や人数制限もあるとのことなので、一度お問い合わせをされた方がいいかもしれません。

家の誕生日

祖父の残したアルバムに昭和初期の頃からの写真が多く見つかり、それをきっかけに父から初めて聞いた話です。

それは、我が家では、父が子供のころ、家族の誕生日だけでなく、「家の誕生日」があって、家族の時と同様に祝っていたという話です。

これは、昭和初期の自坊の写真です。山門(鐘楼門)の後ろにかやぶき屋根の本堂があり、左には庫裏があります。

しかし、昭和15年に火事に見舞われます。

これがその時の写真です。山門、本堂は無事でしたが、庫裏が焼けて無くなっているのが分かります。

当時は、戦争中ということもあって、材料を揃えるのが困難で、すぐに再建するのは難しいのではないかと考えられました。

しかし、このままにはしておけないと、多くの方からの援助があったそうです。

大きな梁用の木材などは、ご門徒さん方の山から大木を切り出していただき、特に入手困難だった金属類は、伝手を頼って、福岡県の八幡製鉄所まで何日も掛けて往復して、1樽分もの釘を入手してくださいました。

そういった援助があって、翌年には庫裏が再建されたのです。

この写真は、戦後の写真ですが、左に見える2階建ての建物が再建された庫裏です。

ちなみに、山門にあった鐘楼は、昭和19年に国へ供出されたので、この写真では無くなっています。

 戦時中という厳しい状況の中、多くの方々からの援助があったお陰によって、立派な庫裏が再建することができたことへの感謝の気持ちから、私の曾祖母が始めたのが「家の誕生日」だったそうです。

残念なことに、いつの間にかこの「家の誕生日」を祝うことはなくなってしまいましたが、庫裏は改修を繰り返しながら今も建ち続けています。

今まで何も思わずに生活していた建物が、困難な時代に多くの方々からのお力のお陰によって建てることができた、とても有難い建物だったのだと知ることができた話でした。

当たり前だと思っていたことが、当たり前ではないことに気づかされ、感謝を忘れずにより一層大事に生活していきたいです。

筆者 佐藤秀信