今年も残すところ1ヶ月となりました。
2018年最後の備坊録を担当させていただきます。立神です。
この1年を振り返ってみますと、
被災されました方には心からお悔やみ申し上げます。
みなさまはどのような1年であったでしょうか?
この度は、
アンパンマンが「
私も子供の頃は夢中になっていましたが、最近では2歳の娘と一緒に毎週欠かさず見るようになりました。そんな中、子供の頃に感じていた面白さだけではなく、大人になって見てみると、また新たな魅力に気づきました。
例えば、主題歌の「アンパンマンマーチ」は、アン
「そうだ うれしいんだ 生きるよろこび…♪」
から始まりますが、テレビでは途中の
「そうだ おそれないでみんなのために 愛と勇気だけが友達さ♪」
から始まります。
この曲を聞き、子供の頃は純粋に
「アンパンマン友達いないのかなぁ?」
なんて思っていましたが、大人になり曲を聞き歌詞を知っていく中で「この歌詞にはどんなメッセージが込められているんだろう?」と深く興味を持ちました。
「何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ」
子ども向けのアニメとは思えないこんな難しい問いも歌われていて、自分への問いとしても大変考えさせられます。
※ 私の知る限りでは歌詞の意味には諸説あるようで、やなせたかしさんご本人も明確には答えられていないようですので、ここで歌詞の考察は控えさせて頂きます。
「それいけ!アンパンマン」は1話完結。これが見やすくて、
いつも平凡に暮らしているアンパンマン(
毎回違うキャラクターが登場し、見るものを楽しませてくれますがこ
やめるんだバイキンマン
出たなお邪魔虫
とお決まりのやり取りを交わしながら現れるアンパンマン。
少しやりあった後、
子供たちはこの瞬間を待ちわび、歓喜し、その喜んでいる子供の顔を見
これがだいたいの流れで1回の放送で2話分放映されます。
しかし、私が一番伝えたいのは
「無償の愛!」
毎日みんなのためにパトロールをしバイキンマンをやっつけます。しかし忘れてはいけません。アンパンマンはお腹が空いている人がいたらほっとけません。一瞬も迷うことなく自らの顔をあげるんで
すぐあげます。めっちゃあげます。
その度に新しい顔を焼くジャムおじさんのことを考えたことがある
しかしいつもみんなを助けるアンパンマ
そんなジャムおじさんの力添えの中、困っている人に手を差し伸べ、決して見返りを求めることなく無償の愛を与える。
私たちであれば何かをする時にはついつい見返りを求めてしまいます。「優しくしてるんだから感謝してほしい」、「人に物をあげた時にはお返しがないと腹を立てる」、「電車で席を譲ったのにお礼の言葉もなかった」、などとやった行為に相当する何かを欲しがるのが私たち人間です。
人を助ける時も自らの顔をあげる時も見返りを求めずただ一方的
「何があっても見捨てない。私に任せよ。」と一方的に働きかけ抱きとって下さる阿弥陀様のお心とよく似てま
最後に娘の「アンキーック!」
筆者 立神 寿昭