2022年7月4日(月)13:30~16:00
三会場にて「やさしく学ぶ正信偈 七高僧編」が開講されました!
各会場の様子を直撃してみます☆
まずは福山会場「備後教堂」から!
さぁ!次は尾道会場「浄泉寺」さんを見てみましょう♪
では最後に、世羅会場「正満寺」さんをみてみましょう♪
備龍会主催行事のお知らせやご報告はもちろん、メンバーのお寺や個人の活動など、さまざまな関連情報を随時お知らせしていきます。
2022年7月4日(月)13:30~16:00
三会場にて「やさしく学ぶ正信偈 七高僧編」が開講されました!
各会場の様子を直撃してみます☆
まずは福山会場「備後教堂」から!
さぁ!次は尾道会場「浄泉寺」さんを見てみましょう♪
では最後に、世羅会場「正満寺」さんをみてみましょう♪
去る令和4年6月16日(木)15時より令和4年度備龍会総会を開催いたしました。昨年度行事報告や、今年度行事計画などを決める一年で一番大切な(緊張する?)会議です。
記念の年を迎えるにあたって様々なプロジェクトが進み始めております。今後、またこちらのHPなどでもお知らせいたしますので乞うご期待!!
というわけで、来年2023年は備龍会は結成50周年を迎えます。
様々な事業を進めてまいりますので、なにとぞ、ご協力、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
以上、総会レポートでした♪
備龍会には、現役備龍会員とOB会員30人程で結成される備龍会野球部があります。
素人から甲子園を目指していた元高校球児までいる、野球と飲み会を愛してやまない団体です。
春に中四国地区、秋には全国区の浄土真宗僧侶が集っての野球大会があります。
備龍会野球部の目標は、中四国大会、全国大会制覇です。
コロナ禍により2020年春の中四国大会~2021年秋全国大会まで全て中止となりましたが、2022年5月17日に3年ぶりに備龍会主催の中四国大会が行われました。
コロナ禍中に一新したユニフォームに身を包み、久しぶりの大会ということもあり、やる気に満ちた大会となりました。
参加チームは、コロナ禍ということもあり例年よりも少ない、
備龍会、安芸教区、山口教区、山陰教区四州教区合同チームの4チームとなりました。
元本願寺野球部に所属されていた備後教区教務所長による始球式、
引き続き第一試合にもDHで出場していただきました。
カープファンとのことで、カープのユニフォームでの参加です。
トーナメント方式での大会、1回戦はVS山陰四州合同チーム
備龍会はエースが登板し、6-0での完封勝利。
ファインプレーも連発した引き締まった素晴らしい試合運びでした。
そして決勝戦はVS安芸教区
よく練習試合もする相手で、手の内もわかりきっているライバルです。
備龍会の先発は荒れ球持ちの豪速球が持ち味の若手のホープ
しかし事件は試合開始後すぐに起こりました。
エラーエラー四球
あれよあれよと大ピンチ
気づけば2失点
よく2失点で抑えたという所
しかし完全に流れは安芸教区へ
最終的に2-7にて完敗
悔しかったですが、久しぶりに試合が出来た喜びもあり、いい大会となりました。
この敗戦を糧に全国大会では優勝じゃい!
5月25日(水)に「やさしく学ぶ正信偈 七高僧編」の第4回目の講座を開講致しました。ご講師の龍谷大学教授 玉木興慈先生にはご自坊の本堂からライブ配信をしていただき、その映像を備後教堂、御調東組浄泉寺様、世羅組正満寺様の3会場に設けたスクリーンに映す形で進行致しました。
第4回目の講座では道綽禅師を讃える文「唯明浄土可通入」を中心にご講義を賜りました。
道綽禅師は中国が陳(ちん)であった時代にお生まれになりました。その時代は武帝による苛烈な仏教弾圧が敷かれていた時であります。そして隋(ずい)が陳を滅ぼして中国を統一した時期に、道綽禅師は慧瓉禅師の教団に加わり、師のもとで持戒・座禅し、空の智慧(さとり)を得ようと実践されました。故に道綽禅師は「禅師」と呼ばれています。
慧瓉禅師の没後は教団を離れ、48歳の時、玄中寺(曇鸞大師により創建された寺院)に遺されていた曇鸞大師の碑文に出あわれます。そのお言葉に感銘を受けられた道綽禅師は浄土教に帰依されました。
道綽禅師は「道綽決聖道難証 唯明浄土可通入」・・・「(末法の時代においては)聖道門の教えによってさとるのは難しく、浄土教の教えによってのみさとりに至ることが出来る」ことを明らかにされました。ここで注意しなければならないのは、道綽禅師は決して”聖道門の教えを否定されたわけではない”という点です。道綽禅師は聖道門の教えは正しい教えであると認められた上で、しかしながら機根(人間の性質)の衰えた末法の世の衆生には、その聖道門の 教えはあまりに難しく、正しく実践することが出来ないのだと説かれたのです。
そして、そうした末法の衆生が救われる道として、阿弥陀さまの修められたあらゆる功徳が具わった名号を一筋に称えることをお勧めになられました。その仏道こそが南無阿弥陀仏のお念仏であります。南無阿弥陀仏。
コロナウイルスの影響が冷めやらぬ中、当日は多くのご参加を賜りました。玉木先生におかれましても大変貴重なご講義を賜り、誠にありがとうございました。備龍会会員一同、深く御礼申し上げます。
次回の講座は【善導大師を讃える文「善導独明仏正意」を中心に】と題しまして、7月4日(月)に同3会場にて、同じ講義形式で開催いたします。連続講座ではありますが、講座毎にテーマも違うため、いつからでもご参加いただけます。特に今回の講座では世羅組正満寺様の会場では新しく参加してくださった方が沢山いらっしゃいました。
会員一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております!
4月6日に本願寺備後教堂にて備龍会主催の仏教教養講座を開催いたしました。この講座は広く一般の方に仏教に触れてもらいたいという願いのもと、年に1回開かれている公開講座です。本年度は淺田恵真和上をお招きして『若き日の親鸞聖人』と題して、ご講義を賜りました。
ご講義を聞かせて頂く中で、私たちがこれまで親鸞聖人のご生涯を学ぶにあたり、聖人が比叡山を降りられて念仏の御教えに入られたという出来事をただ記述上だけで受け取っていたことに気付かされました。
聖人が9歳から29歳までの20年間を全てついやして積み重ねられた修行は、決して簡単なものではありません。当日のご講義では、そうした聖人の20年間の御苦労を偲び、また比叡山の行者さま方の御苦労を聞かせて頂くことで、改めて念仏の御教えのありがたさを実感させていただきました。
千日回峰行のお話では地球1周分に相当する距離を巡拝する厳しさと、「堂入り」という9日間の断食、断水、断眠、断臥(横たわらない)を伴う行の過酷さをご講義いただきました。そのご講義の中で特に印象的だったのは巡拝中の行者さまを若い行者さまが後ろから棒で押し、その歩みを補助するというお話です。荒行に臨む行者さまの姿を間近で感じ、その補助に携わることで「私も何時か千日回峰行に臨みたい」という意思が育まれるのだと、淺田和上は仰いました。
そうして現代まで絶えることなく受け継がれて来た千日回峰行の尊さと、その荒行に命を賭して臨む行者さま方の覚悟には、ただただ感服するばかりです。
当日は多くのご参加を賜り、誠にありがとうございました。淺田和上におかれましてもご多忙の中、備後教堂までお越し頂き、大変貴重なご講義を賜りましたこと、備龍会会員一同厚く御礼申し上げます。
龍谷大学教授の玉木興慈先生をお招きして、2021年度より開講しております、備龍会主催連続講座「やさしく学ぶ正信偈 七高僧編」の第4回以降の日程が決定いたしました。講座は前年度に引き続き、会場を3つ(備後教堂・御調東組浄泉寺様・世羅組正満寺様)に分け、各会場にスクリーンを設け、先生には大学より生配信をして頂きます。どこの会場でも受講できますので、ご都合の良い会場にお越しください。申し込み・予約等はいりません。七高僧の方々が現代まで伝えてくださったみ教えを共に学ばせて頂きましょう!
心よりお待ちしております。
●YouTube等での配信は行いません。会場でのご受講のみとなりますことをご了承くださいませ。
【第4回】
2022年5月25日(水)
道綽禅師を讃える文「唯明浄土可通入」を中心に
【第5回】
2022年7月4日(月)
善導大師を讃える文「善導独明仏正意」を中心に
【第6回】
2022年10月4日(火)
源信僧都を讃える文「報化二土正弁立」を中心に
【第7回】
2022年11月21日(月)
源空聖人を讃える文「選択本願弘悪世」を中心に
【第8回】
2022年12月19日(月)
親鸞聖人に学ぶ私の「正信偈」、「道俗時衆共同心」を中心に
●時間は各回全て13時半~16時(受付13時~)の開講です。
・福山 備後教堂
・尾道 浄泉寺
・世羅 正満寺
各回1000円
龍谷大学教授 玉木 興慈 師
1969年大阪府に生まれる
現在、龍谷大学教授 文学部長
著書は『歎異抄のことば』(本願寺出版社、2015年)
現在、本願寺月刊『大乗』に「和のこころ」―親鸞聖人のご和讃―を連載中
3月4日に「やさしく学ぶ正信偈 七高僧編」の第3回目の講座を開講致しました。ご講師の龍谷大学教授 玉木興慈先生には大阪のご自宅からライブ配信をしていただき、その映像を備後教堂、御調東組浄泉寺様、世羅組正満寺様の3会場に設けたスクリーンに映す形で進行致しました。
第3回目の講座では曇鸞大師を讃える文「往還回向由他力」を中心にご講義を賜りました。
曇鸞大師は七高僧の中で最初に「他力」という言葉を使われ、私たちが理解できるように他力の教えを明らかにしてくださいました。その教えは正信偈に「報土因果顕誓願 往還回向由他力 正定之因唯信心」と説かれています。
文中にあります「因果」とは原因(因)があって結果(果)が生じるという道理であり、例えば一生懸命勉強したからテストで良い点が取れた(善因善果)、また逆に勉強を怠ったから悪い点を取った(悪因悪果)といった考えです。この二つをまとめると自業自得・・・自らの行いが自らに帰って来るという考えとなります。
仏教はこの因果の道理を説く教えです。そして、浄土真宗も仏教ですから、因果の道理に則った教えであります。しかし、こと「浄土に生まれ、仏様になる」ということに関して、自業自得の論理で考えると、それは阿弥陀様のお心からずれていくことになります。
曇鸞大師が明らかにされた他力とは阿弥陀様の「必ず救う、我にまかせよ」という本願の誓いにこの身をまかせる教えであります。ですので、浄土往生の因果には私たち自身の力や行いが入り込むことはありません。私たちを浄土往生させるはたらき(因)も、私たちが浄土往生するという結果(果)も、全てが阿弥陀様のお力によるものなのです。
阿弥陀様はそのお力を「南無阿弥陀仏」と今まさにお届けくださっています。私たちはそれをいただく「信心」ばかり、つまり信心ただ一つで仏果が定まると言うのが「正定之因唯信心」のお心でありました。南無阿弥陀仏。
新型コロナウイルスの影響により、半月ほど延期しての開講となりましたが、当日は多くのご参加を賜りました。玉木先生におかれましても大変貴重なご講義を賜り、誠にありがとうございました。備龍会会員一同、深く御礼申し上げます。
次回の講座は【道綽禅師を讃える文「唯明浄土可通入」を中心に】と題しまして、5月25日(水)に同3会場にて、同じ講義形式で開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
令和4年2月16日(水)に予定しておりました、やさしく学ぶ正信偈【七高僧編】の第3回目講座を新型コロナウイルスの急激な感染拡大状況を鑑みて、以下の通りに延期することにいたしました。
ご予定くださっていた皆様には、急なご案内となり申し訳ございません。今後ともご参加の程よろしくお願い申しあげます。
合掌
※感染減少への兆しが見られない場合は、3 月の講座も延期となる可能性があります。その場合にはまた改めてご案内いたします。
12月22日に「やさしく学ぶ正信偈 七高僧編」の第2回目の講座を開講致しました。第1回目と同じく、ご講師の龍谷大学教授 玉木興慈先生には京都の研究室からライブ配信をしていただき、その映像を備後教堂、御調東組浄泉寺様、世羅組正満寺様の3会場に設けたスクリーンに映す形で進行致しました。
第2回目の講座では天親菩薩を讃える文「為度群生彰一心」を中心にご講義を賜りました。玉木先生の先生が病を患われた時のお話なども交えてくださりながら、天親菩薩が示された一心という教えを中心にご講義くださいました。最後には備龍会員からの質問コーナーも設けられました。オンラインでありながらも会場を超えて共にご縁にであえていることを感じられる講座でした。
師走の忙しい時期でありましたが、今回も多くのご参加を賜りました。玉木先生におかれましても前回に引き続き、大変貴重なご講義を賜り、誠にありがとうございました。備龍会会員一同、深く御礼申し上げます。
次回の講座は【曇鸞大師を讃える文「往還回向由他力」を中心に】と題しまして、2022年2月16日(水)に同3会場にて開講致します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。